⑩弦楽器の指板を可視化する
↑ ページトップへ戻る弦楽器の指板を、任意のスケールやコードの情報に基づいて色付けするツールです。
※構成音からコード・ネームを検索したい方 → ③コード/スケール名を逆引き検索
※ギタリスト及び、弦楽器奏者の方 → ⑪指板からコード/スケール名を逆引き検索もあります。
【チューニング詳細設定】
弦の本数とそれぞれの弦のチューニングを個別に設定できます。
「チューニングの種類」や「フレットの数」などを変更すると、全てそちらの設定に上書きされます。
【チューニングの種類】
ギター、ベース、ヴァイオリンなど主な弦楽器のチューニングをまとめました。
ドロップダウンリストから選ぶだけで、対応した指板が描画されます。
調べたいチューニングがリストに無い場合は、画面下部の「チューニングの設定」から変更できます。
【フレットの数】
ドロップダウンリストから1~30の値を指定できます。
【音名の表記】
指板の音名は、英・米式、イタリア式、日本式、ドイツ式の4種類から選べます。
初学者の方は、イタリア式(ドレミ…)にすると、馴染みやすいかもしれません。
【利き手の切り替え】
「利き手の切り替え」ボタンで右利きと左利き表示を変更できます。
【コードとスケールの指定】
コードとスケールのドロップダウンリストは、「○○画面へ」ボタンをタップして切り替えます。
【色付けのルール】
指定したトニック(ルート音)に対して、移動ド的に色付けされます。
たとえば、トニック(ルート音)は青色、完全5度は黄色です。
そして、異名同音は同じ色です。
たとえば、長3度と減4度はどちらも緑色です。
【スケールの情報】
スケール画面では、スケールの名前や、情報が表示されます。
【コードの情報】
コードの読み方、詳細情報が表示されます。
ドミナント機能を持つコードの場合は、主な解決先のコードも表示されます。
※主な解決先は、コード内に含まれる増4度音程を元に判定しています。
赤色で表示されるコードは、ハイブリッド・コードです。(例:B♭/C)
青色で表示されるコードは、UST(アッパー・ストラクチャー・トライアド)です。(例:D/C)
【音の確認】
構成音を含む主なコードのコードネームは、 クリック(タップ)するとコードの音を再生できます。
再生中の音を途中で停止するには、画面上の適当な場所をクリック(タップ)してください。
【音量の調整】
音量は音量バーで調節できます。
再生できない場合は、再生デバイス自体の音量がOFFになっていないか確認してください。
また、マナーモードの場合は音が鳴らない場合があります。
【異名同音の処理】
このページでは、厳密な異名同音の区別を行っていません。
参考記事: 異名同音を解説します【「ド#」と「レ♭」との違いとは?】
【情報の正確性】
掲載された情報は、正くない可能性があります。
もちろん、情報・資料の掲載には細心の注意を払っております。
しかし、掲載された情報の内容の正確性は保証しかねます。
もし、誤った情報を発見された際は、お手数をおかけしますがコンタクト・フォームよりお知らせください。
【免責事項】
当サイトに掲載された情報・資料を利用、使用、ダウンロードするなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について、理由の如何に関わらず一切の責任を負いません。
【Forte numberについて】
Allen Forteが提唱した、「3音以上からなる音階の集合に割り当てられた数」です。
同一のForte numberを持つ"スケールの構成音の構造"が等しくなる仕組みになっています。
たとえば、メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールは、スタート位置が違うだけで同じ音の飛び方をしています。
したがって、メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールは同じForte number「7-35」が割り当てられています。
【Scale numberについて】
「"スケールの構成音を12桁の2進数として表した数"を10進数に変換した数字」です。
たとえば、Cメジャー・スケール(ドレミファソラシ)を例に考えてみましょう。
スケールの構成音を「1」、そうでない音を「0」とすると、Cメジャー・スケールは「10101011010101」と表せますよね。
この「10101011010101」を2進数として処理するために逆に並べ替えます。
並べ替えた「101011010101」を10進数に変換すると「2741」になるので、メジャースケールのScale numberは「2741」になります。
【コードの構成音を含む主なスケールを知る意味】
コードは、前後の流れや使われているキーに対しての立ち位置によって役割が変わります。
コードの構成音を含む主なスケールの情報は、モーダル・インターチェンジや、転調をする際の参考になるでしょう。
【ネガティヴ・ハーモニー理論について】
五度圏をキーの主音と完全5度の間で分割し、「対称的な位置にある音は交換可能である」とする考え方。
Ernst Levyが提唱し、Jacob Collierによって広く知られるようになったと言われる理論です。
【クォータル・コードについて】
「四度堆積和音(クォータル・コード)」は、ルート音から4度ずつ音を積み重ねた和音です。
ちなみに、ここでの4度とは「完全4度」と「増4度」を指します。(「減4度」は「長3度」の異名同音なので)。
クォータル・コードには、未だ大衆的な合意が得られているコードネーム表記がありません。
したがって、当サイトで扱っているコードネームはあくまで一例であり、少なくとも2024年現在の時点で一般的な表記とは言えません。
ギター指板の音を把握する方法と、このアプリの使い方の紹介動画です。
◆ ギター初心者が覚えるべきコード7つと その理由【TAB譜あり】
伴奏や弾き語りで使えるオススメのコードを、厳選してまとめた記事です。
30種類以上のコードの「開放弦を使わないコードフォーム」をまとめた楽譜(TAB併記)pdfです。
「開放弦を使ったコードフォーム」を大量にまとめた楽譜(TAB併記)pdfです。
◆ 【音楽理論 修得ロードマップ】音楽理論は何から勉強すればいい?
どのように音楽理論の学習を進めればいいかまとめた記事です。
◆ 分数コードの解説【転回形/UST/ハイブリッド・コード】
分数コードの種類と役割を解説した記事です。
代理コード、UST(アッパー・ストラクチャー・トライアド)、ハイブリッド・コードの考え方をまとめた記事です。
ネガティヴ・ハーモニーの概要をまとめた記事です。
【ウェブ】
◆ Interview: Jacob Collier (Part 1) (YouTube)
◆ How to Name or Notate Quartal Chords (YouTube)
【書籍】
◆ ブルーノートと調性 インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論
著者:濱瀬 元彦
初版:1998/12/11
出版社:全音楽譜出版社
◆ 憂鬱と官能を教えた学校 上---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声
著者:菊地 成孔, 大谷 能生
初版:2010/5/1
出版社:河出書房新社
◆ 憂鬱と官能を教えた学校 下---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 旋律・和声および律動
著者:菊地 成孔, 大谷 能生
初版:2010/5/1
出版社:河出書房新社
著者:川村 ケン
初版:2018/6/25
出版社:リットーミュージック
著者:スティーヴ・ヴァイ
初版:2019/10/17
出版社: シンコーミュージック
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